販売価格の逆算ツールの使い方
まず販売するプラットフォームを選び、仕入れ値・送料・梱包資材費を入力します。送料の「配送方法から選ぶ」はメルカリ便の料金なので、メルカリ以外を選ぶと自動で「金額を入力」に切り替わります。その場合は実際の送料を入れてください。
次に目標を「利益額で指定」か「利益率で指定」から選び、手元に残したい金額または割合を入力します。入力するたびに推奨販売価格と内訳が表示されます。実際の出品価格での利益は、フリマ・EC利益計算で確認できます。
販売価格の計算式
目標を利益額で指定した場合は、次の式で求めます。
販売価格 =(仕入れ値 + 送料 + 梱包資材費 + 目標利益額)÷(1 − 手数料率)
たとえばメルカリ(手数料10%、2026年10月時点)で、仕入れ値1,000円、ネコポス210円、梱包資材費50円、目標利益額1,000円なら、2,260 ÷ 0.9 = 2,511.1…円となり、1円単位に切り上げた2,512円が推奨販売価格です。この価格での手数料は251円(1円未満切り捨て)、利益は 2,512 − 251 − 210 − 1,000 − 50 = 1,001円、利益率は39.8%です。
利益率で指定した場合は次の式です。
販売価格 =(仕入れ値 + 送料 + 梱包資材費)÷(1 − 手数料率 − 目標利益率)
同じ条件で目標利益率を30%にすると、1,260 ÷ 0.6 = 2,100円が推奨販売価格で、手数料210円・利益630円・利益率30.0%です。
利益率は販売価格に対する割合です(仕入れ値に対する割合ではありません)。Amazonなど税別の手数料は、消費税10%を加えた金額で計算しています。
計算するときの注意点
手数料率や送料は改定されることがあります。このツールの数値は確認時点の情報なので、出品前には各サービスの公式サイトや取引画面で最新の金額をご確認ください。ラクマは前月の販売実績で、Amazonはカテゴリーで料率が変わるため、ご自身の条件に合った料率を選んでください。
推奨販売価格は、この価格以上で売れば目標を満たせるという目安です。相場や売れやすさもふまえて出品価格を決めましょう。なお、売上金の振込手数料や税金などは計算に含めていません。
よくある質問
- 利益額と利益率、どちらで指定すればよいですか?
- 1点あたり最低いくら残したいかが決まっているなら利益額、価格帯の違う商品で同じ割合の利益を確保したいなら利益率が向いています。迷ったら両方で計算してみましょう。
- 推奨販売価格より高く売った場合はどうなりますか?
- 推奨販売価格以上であれば、いくらで売っても目標の利益額・利益率を下回りません。なお、式の結果の切り上げや手数料の1円未満切り捨ての影響で、利益が目標より数円多くなることがあります。
- 「販売価格を計算できません」と表示されるのはなぜですか?
- 利益率で指定したとき、販売手数料率と目標利益率の合計が100%以上だと、価格をいくら上げても目標に届かないため計算できません。たとえば手数料10%のメルカリでは、目標利益率を90%未満にしてください。Amazonなど手数料が税別のサービスでは消費税込みの手数料率で判定するため、税別の料率が約91%以上だと計算できません。推奨販売価格が1億円(このツールの上限)を超える場合も計算できません。
- 値下げ交渉を見込んだ価格はどう決めればよいですか?
- まずこのツールで目安の価格を出し、値下げに応じてもよい金額を上乗せして出品する方法があります。値下げ後の価格で利益がいくら残るかは、利益計算ツールで確認できます。